刀　皇紀二千六百三年三月日果作為北支派遣湯瀬勇吉兄松太郎贈之

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商品番号：20250908－001
刀　
皇紀二千六百三年三月日果作（柴田果）
為北支派遣湯瀬勇吉兄松太郎贈之
鑑定書：特別保存刀剣
時代：昭和（1943年）

寸法：
長さ：67.８cm
反り：1.4cm
元重ね：7.3mm
元幅：31.8mm
先重ね：5ｍｍ
先幅：20mm
刀身重さ：740g

柴田果（本名：柴田政太郎）
1884年、秋田県雄勝郡西馬音内（現・羽後町）生まれ。名家の出身で、父・養助は30年間町長を務めた。

14歳頃から篆刻を学び「果」の号を用いる。犬養毅や張学良らに印を愛用され、犬養からは「筆硯ある所に果氏の印なくべからず」と絶賛された。

祖父の影響で刀剣に親しみ、鎌倉期に絶えた鍛刀法を復活。短刀を中心に制作し、1934年帝展で注目を浴びる。翌年、新作日本刀共進会で最高賞を受賞し、以後も総理大臣賞・陸軍大臣賞などを受け、皇室献上刀も製作。1937年、大日本刀匠協会から「国工」の称号を授与された。

1942年には栗原彦三郎の「聖代刀匠位列表」で最高位「神品」に列せられ、戦前戦中を代表する刀工として名を残した。

秋田鹿角市広報によると
湯瀬勇吉さん（大正８年十和田大湯生まれ）が2019年８月22日に、満１００歳の誕生日を迎
え、阿部副市長が顕彰状と祝い金を送り、長寿を祝いました。
湯瀬さんは、８年間軍に入隊し、軍学校や海外勤務を経験しました。