鎧通 阿州吉川祐芳
鎧通 阿州吉川祐芳
鎧通 阿州吉川祐芳
¥660,000
商品番号:20241207-001
銘:阿州吉川祐芳
時代:江戸時代
笛巻塗合口短刀拵入
時代:江戸時代
鑑定書:保存刀剣(令和7年3月審査)
寸法:
長さ:22.4cm
元重:9mm
元幅:25.5mm
先重:7.5mm
先幅:21.5mm
阿州住吉川祐芳(あしゅうすけよし)は、江戸時代後期、阿波国(現在の徳島県)出身の刀工で、備前長船の名工・祐永を師とした新々刀期の代表的な職人です。彼の作風は、刃文に五の目丁子が連なる気品ある美しさと、板目肌に杢目交じりの鍛えが特徴で、堅牢かつ風格ある刀身に仕上がっています 。
特に有名なのが、慶応元年(1865年)頃に制作された「阿州吉川六郎源祐芳」銘の刀で、新選組局長・近藤勇が愛用し、稽古用としても実際に用いたと伝えられています 。この刀には、後に会津若松市長・松江豊寿が所持し、「京都三条河原でさらされた近藤の首を、下僕が奪い、この刀とともに埋葬した」との記録が鞘に残されており、歴史的な証言としても貴重です 。
このように、祐芳の刀は単なる武具ではなく、近藤勇との深いかかわりと幕末の動乱を象徴する「歴史の証人」として、現代にもその価値が高く評価されています。
銘:阿州吉川祐芳
時代:江戸時代
笛巻塗合口短刀拵入
時代:江戸時代
鑑定書:保存刀剣(令和7年3月審査)
寸法:
長さ:22.4cm
元重:9mm
元幅:25.5mm
先重:7.5mm
先幅:21.5mm
阿州住吉川祐芳(あしゅうすけよし)は、江戸時代後期、阿波国(現在の徳島県)出身の刀工で、備前長船の名工・祐永を師とした新々刀期の代表的な職人です。彼の作風は、刃文に五の目丁子が連なる気品ある美しさと、板目肌に杢目交じりの鍛えが特徴で、堅牢かつ風格ある刀身に仕上がっています 。
特に有名なのが、慶応元年(1865年)頃に制作された「阿州吉川六郎源祐芳」銘の刀で、新選組局長・近藤勇が愛用し、稽古用としても実際に用いたと伝えられています 。この刀には、後に会津若松市長・松江豊寿が所持し、「京都三条河原でさらされた近藤の首を、下僕が奪い、この刀とともに埋葬した」との記録が鞘に残されており、歴史的な証言としても貴重です 。
このように、祐芳の刀は単なる武具ではなく、近藤勇との深いかかわりと幕末の動乱を象徴する「歴史の証人」として、現代にもその価値が高く評価されています。


