大小刀 酒井一貫斎繁政
大小刀 酒井一貫斎繁政
大小刀 酒井一貫斎繁政
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商品番号:20241123-003
商品説明
大小刀 酒井一貫斎繁政 無鑑査刀匠
時代:現代
寸法
長さ:17.9cm
酒井一貫斎繁政( 本名:酒井寛)は、1905年、酒井安次郎の三男として静岡県に生まれました。安次郎は、刀匠・宮口正寿の弟です。
1921年(大正10年)、16歳になった寛は刀匠となることを志し、日本刀鍛法の復興伝承に努めた名匠「笠間一貫齋繁継」の門下に入るために上京します。笠間一貫齋繁継は、栗原彦三郎の運営する日本刀伝習所において初期の師範を努めた刀匠で、のちの人間国宝「宮入昭平」を始めとする多くの刀匠を育成した人物です。
繁継の下で10年以上、備前伝の刀匠としての修行を積んだ寛は、師匠より「繁」の字を与えられ、刀匠「繁正」と名乗るようになります。1932年(昭和7年)に繁正は独立し、翌年から靖国神社の日本刀鍛錬所で作刀を開始。そして1941年(昭和16年)、繁正は陸軍受命刀匠に認定され、1944年(昭和19年)には海軍受命刀匠の認定も受けました。
戦後、繁正は「繁政」と改名し、精力的に作刀を行い、1981年(昭和56年)には公益財団法人日本美術刀剣保存協会により無鑑査として認定されます。
繁政の作品は鍛錬の巧みさから地鉄が美しく、刃文が際立っているのが特徴です。また、繁政は刀身彫刻の名手としても有名で、豪壮な刀身に入念な彫刻を施した逸品を数多く残しました。
長らく東京で作刀していた繁政は、晩年には埼玉へと居を移し、1996年(平成8年)91歳で世を去るまで精力的に作刀を行ったのです。
商品説明
大小刀 酒井一貫斎繁政 無鑑査刀匠
時代:現代
寸法
長さ:17.9cm
酒井一貫斎繁政( 本名:酒井寛)は、1905年、酒井安次郎の三男として静岡県に生まれました。安次郎は、刀匠・宮口正寿の弟です。
1921年(大正10年)、16歳になった寛は刀匠となることを志し、日本刀鍛法の復興伝承に努めた名匠「笠間一貫齋繁継」の門下に入るために上京します。笠間一貫齋繁継は、栗原彦三郎の運営する日本刀伝習所において初期の師範を努めた刀匠で、のちの人間国宝「宮入昭平」を始めとする多くの刀匠を育成した人物です。
繁継の下で10年以上、備前伝の刀匠としての修行を積んだ寛は、師匠より「繁」の字を与えられ、刀匠「繁正」と名乗るようになります。1932年(昭和7年)に繁正は独立し、翌年から靖国神社の日本刀鍛錬所で作刀を開始。そして1941年(昭和16年)、繁正は陸軍受命刀匠に認定され、1944年(昭和19年)には海軍受命刀匠の認定も受けました。
戦後、繁正は「繁政」と改名し、精力的に作刀を行い、1981年(昭和56年)には公益財団法人日本美術刀剣保存協会により無鑑査として認定されます。
繁政の作品は鍛錬の巧みさから地鉄が美しく、刃文が際立っているのが特徴です。また、繁政は刀身彫刻の名手としても有名で、豪壮な刀身に入念な彫刻を施した逸品を数多く残しました。
長らく東京で作刀していた繁政は、晩年には埼玉へと居を移し、1996年(平成8年)91歳で世を去るまで精力的に作刀を行ったのです。