刀 尻懸 則長
刀 尻懸 則長
刀 尻懸 則長
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商品番号:20240528-002
銘:則長 光遜 (金粉銘)
鑑定書:保存刀剣
時代:鎌倉時代
古刀上作 大業物
白鞘 本阿弥光遜鞘書
寸法
長さ:69.5cm
反り:2.9cm
元重:7.5mm
元幅:30.8mm
先重:5mm
先幅:17.3mm
銘:則長 光遜 (金粉銘)
鑑定書:保存刀剣
時代:鎌倉時代
古刀上作 大業物
白鞘 本阿弥光遜鞘書
寸法
長さ:69.5cm
反り:2.9cm
元重:7.5mm
元幅:30.8mm
先重:5mm
先幅:17.3mm
「大和伝」の一派「尻懸派」。その実質上の祖とされる刀工が「則長」です。「実質上」と見なされているのは、父「則弘」が開祖とされているものの、現存刀が残っていないことが、その理由です。
1275年(文永12年/建治元年)頃、「東大寺」(奈良県奈良市)の裏手に則弘が移転し、同寺院のお抱え鍛冶となったことで「尻懸派」と称する流派が生まれ、長男の則長へ受け継がれました。
作風で特に目を引くのが、「尻懸肌」と呼ばれる地肌。鎬寄りの箇所が「杢目肌」に、同じく刃縁寄りが「柾目肌」に流れているのが最大の特長です。
刃文は「直刃」調で「小乱」が交じった作例や、「玉垣刃」(と言う「互の目乱」が揃った作例などが見られ、いずれも「二重刃」や「掃掛け帽子」などを交えています。
本作は本阿弥光遜鞘書と金粉銘が入ります。
反りが深く、鎌倉末期の太刀姿を呈し、地鉄は小板目が流れて柾がかり、刃文は直刃調に小互の目連なって、刃縁にほつれや打除け、喰違刃が交じる、則長の特色が顕著に示されています。
棟に誉傷があり、長い戦乱の世をくぐり抜けてきたにも関わらず、重ねが厚く、すこぶる健全な状態であります。
現在重要刀剣審査を受ける手筈を進めており、得難い一振りとなっております。