脇差 無銘後代兼元
脇差 無銘後代兼元
脇差 無銘後代兼元
¥558,000
*Tax included.
*Shipping fee is not included.More information
*Japan domestic shipping fees for purchases over ¥5,000 will be free.
*This item can be shipped outside of Japan.
商品番号:20241208-001
脇差 無銘
時代:江戸時代
茶道具一式拵入
寸法:
長さ:33.8cm
反り:0.4cm
元重:5.2mm
元幅:30.2mm
先重:3.6mm
先幅:22.7mm
『兼元』は『兼定』とならび美濃鍛冶を代表する鍛冶で伊勢の『村正』とならび市中ででもっとも親しまれた刀工である。
同工は寛政九年(1797)に刊行された「懐宝剣尺」で「最上大業物」に指定され、天下無双の切れ味を誇る逸品との風説が広まった。
室町時代、古刀期の『兼元』の名は同銘数代続き、今日では技倆もっとも優れた二代を指して『孫六兼元』と汎称している。初代の兼元は文明から永正ごろとされ、三本杉風の刃文は希有で、所詮三本杉状の互の目を創始したのは二代の兼元である。
新刀期の『兼元』の名跡は、奈良派と得印派に受け継がれており、奈良派の『田代源一兼元』は『兼常』一門に合流して幕末頃まで作刀し、得印派の『金子孫六』は寛永頃(~1643)の孫六四代まで鍛冶職が継承された。
会津最期の名工、会津兼定十一代は初銘『兼元』を名乗り、十六歳で会津藩の御用を勤めて文久三年十二月(1863)に『和泉守』を受領、『兼定』と改銘している。
本作無銘ですが、刃文は「三本杉」といわれるように兼元の代表的な刃文で後代兼元と思われます。
脇差 無銘
時代:江戸時代
茶道具一式拵入
寸法:
長さ:33.8cm
反り:0.4cm
元重:5.2mm
元幅:30.2mm
先重:3.6mm
先幅:22.7mm
『兼元』は『兼定』とならび美濃鍛冶を代表する鍛冶で伊勢の『村正』とならび市中ででもっとも親しまれた刀工である。
同工は寛政九年(1797)に刊行された「懐宝剣尺」で「最上大業物」に指定され、天下無双の切れ味を誇る逸品との風説が広まった。
室町時代、古刀期の『兼元』の名は同銘数代続き、今日では技倆もっとも優れた二代を指して『孫六兼元』と汎称している。初代の兼元は文明から永正ごろとされ、三本杉風の刃文は希有で、所詮三本杉状の互の目を創始したのは二代の兼元である。
新刀期の『兼元』の名跡は、奈良派と得印派に受け継がれており、奈良派の『田代源一兼元』は『兼常』一門に合流して幕末頃まで作刀し、得印派の『金子孫六』は寛永頃(~1643)の孫六四代まで鍛冶職が継承された。
会津最期の名工、会津兼定十一代は初銘『兼元』を名乗り、十六歳で会津藩の御用を勤めて文久三年十二月(1863)に『和泉守』を受領、『兼定』と改銘している。
本作無銘ですが、刃文は「三本杉」といわれるように兼元の代表的な刃文で後代兼元と思われます。