二所物胴乱図 後藤徳乗光孝
二所物胴乱図 後藤徳乗光孝
二所物胴乱図 後藤徳乗光孝
¥1,500,000
商品番号:20250515-001
二所物 胴乱図
在銘 紋徳乗 光孝(花押)
「5代後藤徳乗の作であると13代後藤光孝が極めたということ」
時代:安土桃山時代
鑑定書:特別保存刀装具
赤銅魚子地 高彫 色絵
後藤徳乗
生没年:1550-1631(天文19-寛永8)
桃山,江戸時代の彫金工。後藤祐乗を祖とする後藤宗家の5代目で,通称を源次郎光基といい,父光乗の嫡男として京都に生まれた。後藤家は代々装剣金具の製作を家業とし,足利将軍家に仕えたが,足利家滅亡後,徳乗は織田信長,豊臣秀吉に仕えた。特筆すべきは,家業のほかに大判金と金銀を測る天秤の分銅を製作したことで,同家の記録では1581年(天正9)信長から父とともに分銅大判役を命ぜられたと伝えている。信長没後も秀吉から引き続きこの役を与えられ,1591年4月には山城国の愛宕郡市原村,久世郡中村,葛野郡西院村に私領250石を永代不易に与えられる厚遇を得,やがて畿内各地に成立していた金屋,金吹きの業を独占掌握するようになった。天正16年(1588)の墨書がある丸枠桐極印のある大判は,徳乗が製作したものである。徳乗の得た分銅大判製作の特権は江戸時代にも引き継がれ,代々世襲された。さらに徳乗の弟子山崎庄三郎(後藤庄三郎)は金座における小判の製造,鑑査の独占請負を徳川家康から与えられ,後藤家は江戸期を通じて社会的,経済的繁栄をみた。
後藤光孝
後藤光孝は後藤宗家13代延乗同人です。
胴乱とは薬・印・煙草・銭などを入れて腰に下げる方形の袋のこと。
二所物 胴乱図
在銘 紋徳乗 光孝(花押)
「5代後藤徳乗の作であると13代後藤光孝が極めたということ」
時代:安土桃山時代
鑑定書:特別保存刀装具
赤銅魚子地 高彫 色絵
後藤徳乗
生没年:1550-1631(天文19-寛永8)
桃山,江戸時代の彫金工。後藤祐乗を祖とする後藤宗家の5代目で,通称を源次郎光基といい,父光乗の嫡男として京都に生まれた。後藤家は代々装剣金具の製作を家業とし,足利将軍家に仕えたが,足利家滅亡後,徳乗は織田信長,豊臣秀吉に仕えた。特筆すべきは,家業のほかに大判金と金銀を測る天秤の分銅を製作したことで,同家の記録では1581年(天正9)信長から父とともに分銅大判役を命ぜられたと伝えている。信長没後も秀吉から引き続きこの役を与えられ,1591年4月には山城国の愛宕郡市原村,久世郡中村,葛野郡西院村に私領250石を永代不易に与えられる厚遇を得,やがて畿内各地に成立していた金屋,金吹きの業を独占掌握するようになった。天正16年(1588)の墨書がある丸枠桐極印のある大判は,徳乗が製作したものである。徳乗の得た分銅大判製作の特権は江戸時代にも引き継がれ,代々世襲された。さらに徳乗の弟子山崎庄三郎(後藤庄三郎)は金座における小判の製造,鑑査の独占請負を徳川家康から与えられ,後藤家は江戸期を通じて社会的,経済的繁栄をみた。
後藤光孝
後藤光孝は後藤宗家13代延乗同人です。
胴乱とは薬・印・煙草・銭などを入れて腰に下げる方形の袋のこと。